ICチップ

ICチップ付きクレジットカードで即日発行できるものは?

クレジットカードを申し込む時に、最近はICチップ付きのクレジットカード(ICカード)も選択できることが多くなりました。

 

そして、昨今のセキュリティ意識の高まりもあって、ICカードを選択したいという方も増えてきていますね。

 

このページでは、ICカードは、

  • 即日発行できるIC対応のクレジットカードはあるのか?
  • 日本のカード会社によるICカード対応の現状
  • そもそもICカードチップ付きクレジットカードは、今までのカードと何が違うのか?

について徹底解説していきます!

 

即日発行できるICカード一覧

(1)エポスカード

エポスカード

 

エポスは通常通りに即日発行するだけで、自動的にICチップ付きのエポスカードを発行してくれます!

 

(2)セゾンインターナショナル※重要な注意点あり!

セゾンインターナショナル

 

セゾンカードにはたくさんの種類がありますが、

  • インターナショナル(即日対応だけど注意点あり※下記参照)
  • みずほカード(即日非対応)

のみがICチップ対応となっています。
ただしみずほカードは即日対応ではないので、お急ぎの方にとってはこの時点で選択肢から外れてしまうかもしれません。

 

さらにインターナショナルの方にも注意点があります。

 

インターナショナルも即日発行時はICチップがついてません!

インターナショナル自体は、

  • 即日発行対応
  • ICチップ対応

されているのですが、残念ながら即日発行した時点では、ICチップが付いていないインターナショナルカードが発行されてしまいます。

 

もしICチップ付きカードに変更して欲しい場合は、

  1. 電話で交換申請
  2. 郵送で送られてくるまで1週間〜10日間待つ

という手続きが必要です。

 

どうしても即日でICチップ付きカードが欲しい方はエポスカードをお勧めします。

 

ただ、ひとまず即日でICチップ無しのインターナショナルを発行しておいて、後日ICカード付きのものに変更するという方法もアリだと思います!

 

 

日本のカード会社によるICカード対応の現状

日本のクレジットカード会社がICカードの普及に取り組み始めたのは2001年からです。

 

ですが、ICチップ付きカードを発行するとなると、時間もコストもかかります。

  • とにかく発行枚数を増やしたい
  • 即日発行対応にして急ぎで発行したい

という経営方針の一部のカード会社からは、15年が経過した現在でも積極的な協力は得られていなのが実情です。

 

その証拠に日本で発行されるクレジットカードの半分が、未だIC未対応と言われています。

 

希望すればICチップ付きに交換してくれる

クレジットカード会社によって対応は異なりますが、最初に発行された時はICカードでなくても、コールセンターに電話して交換を希望すればICチップ付きのタイプに変更してもらえます。

 

この対応も、要は最初から全員にICチップ付きを渡してしまうと、コストがかさんでしまうということですね。
なので、現状では「希望者のみ交換」という対応をしているカード会社が多いですね。

 

そもそもICチップ付きクレジットカードとは?

まずはじめに「ICチップ付きクレジットカードとは何か?」ということですが、これはクレジットカード表面にICチップが取り付けられたものということになります。
ICチップ

 

皆さんも、上記のエポスカードのような、表面に独特な模様の付いた「金色の四角いマーク」が貼られているカードを見たことがあると思います。
その四角い部分がICチップです。

 

磁気カードとの主な違いは2点

クレジットカードの裏面に磁気ストライプと呼ばれる黒い帯の磁気テープが仕込まれています。
そこにカード番号などの情報が書き込まれているのですね。

 

(1)セキュリティ面

従来の磁気タイプのクレジットカードを使用するときには、カードのその部分を読取装置(カードリーダー)のスリットに滑らせることで情報を読み取っていました。

 

しかし、磁気ストライプそのものにセキュリティ的な機能はほとんどなく、また複製も容易なことから、クレジットカードのスキミングや偽造が横行し、年間で数百億円規模の大きな被害が出てしまいました。

 

その対策としていろいろな手段を講じられた中で生まれたのが、ICチップ付きのクレジットカードなのです。
※店舗側がICカードに対応していない場合のための対策として、ICチップ付きクレジットカードの裏面にも磁気ストライプは付いています

 

(2)情報量

磁気ストライプが約80文字程度しか情報を記録できないのに比べICチップには最大で18000文字分もの情報を記録できます。

 

そのため、ICチップ付きカードは今までの磁気ストライプに載せる情報だけでは実現できなかった様々な機能を搭載することができるようになりました。

 

例えば、セキュリティ的な機能だけでなく、

  • ポイントサービス
  • ETCサービス
  • マイルサービス

などの多様な機能も一枚に収めることができるようになり、利便性を向上させることができたのです。

 

ICカードはセキュリティ的にどう安全なのか?

上記で説明したように、磁気ストライプのみを搭載したカード(磁気カード)に比べて、格段にセキュリティが向上したICカードですが何がどう安全なのでしょうか?

 

あらためて磁気カードのセキュリティ状況

まず、そもそも従来から存在する磁気カードについて、先ほどよりも詳しく説明します。

 

磁気カードは搭載している磁気ストライプに「暗号化されていないカード会員情報」が記録されています。

  • カード番号
  • 有効期限
  • 氏名
  • 認証コード

 

幸いにも絶対に秘匿しなければならない

  • 暗証番号
  • 裏面に記載されているセキュリティ番号

は磁気カードに記録されていませんが、これだけの重要な顧客情報が記録されているのですね。

 

それにも関わらず、セキュリティ的な機能は「偽造を検出することができる署名設定のみ」しか付いていません。
その為、磁気カード型のクレジットカードはセキュリティ的に脆弱なのですね。

 

それではICカードのセキュリティは?

そんな磁気カードと比べて、ICカードはどんな風に安全になっているのでしょうか?

 

まず注目すべきなのは、「ICチップそれ自身がコンピュータのように演算処理を行うことができる」ということです。

 

そのためICカードと読取装置との間の双方で、お互いが本物かどうかの認証処理を行うことができ、その認証をパスしなければ格納された情報にアクセスできないようになっています。

 

それはつまり、内部の情報を不正に読み取ることが困難であり、磁気カードのような偽造が極めて難しいということになります。

 

また、ICカード内部に格納される情報は暗号化されており、仮に読み取られたとしてもそれを利用することができないようになっています。

 

上記の理由から、ICチップは、磁気ストライプ搭載のカードで容易に行われていた偽造やスキミングが極めて困難になっています。

 

事実、JR東日本で偽造されて問題となっていた磁気カード(オレンジカード・イオカード)に代わって導入されたSuicaについては一度も偽造されたことがありません

 

改ざん対策は?

例えば、ICカード内の情報を不正に書き換えてしまう「改ざん」などの不正利用対策はどうなっているでしょうか?

 

これは、上に書いたようにICチップに対して不正なアクセスを行う必要がありますので極めて困難です。

 

なりすまし対策

次に「なりすまし」はどうでしょうか?
そもそもカードのなりすましというのは、他人が持っている別のカードが、さも当人のカードのように扱えるようにすることです。

 

つまり、偽造するのとは別の何らかの方法で別人のカードを利用するということですが、これもまた実現は困難です。

 

このなりすましを実現するためには、結局ICカードと読取装置の間の認証処理をかいくぐる必要があります。
これには大変時間のかかる演算が必要になっており、現実的には不可能なのです。

 

情報が消えてしまうリスクに対しては?

昔はクレジットカードのそばに磁石を置いておくと、使えなくなることがしばしばありました。
これも磁気ストライプの弱さの一つです。

 

もちろん現在は家庭用の磁石では情報が消えることはないように改善されていますが、100均でも売っている強力なネオジム磁石のそばに置いておくと消えてしまうリスクは未だにあります。
当然ながらICカードには、その心配はありません。

 

 

以上のように、ICカードの安全性は、非常に高いものになっています。
そのため、クレジットカード各社は日本国内で発行されているすべてのクレジットカードを2020年までにICチップ付カードに切り替えると発表しています。

 

ICカードを利用するには暗証番号が必須です

以上のように強固なセキュリティに守られたICチップ付クレジットカードですが、どうしても避けられない弱点があります。
それは、ICカードそのものの盗難による不正利用です。

 

どれだけ偽造できなくても、スキミングされなくても、盗難されてしまえばどうにもなりません。
そのため、ICチップ付クレジットカードでも、以前のクレジットカードのサインのような、使用者本人を確認する必要があります。

 

それが暗証番号です。

 

暗証番号

 

クレジットカード使用時に、本人しか知らない暗証番号を入力することによって本人確認を行うわけです。

 

そのため、クレジットカードを盗み出した人が、もし仮に正規のカードリーダーを入手していた場合でも、この暗証番号による本人確認をクリアしない限りカードを不正に利用することはできないのです。

 

また、この暗証番号入力を行うことで本人確認が済むため、従来必要だったサインが不要となりました。

 

おかげで従来のクレジットカードに比べて決済処理が早く、かつ確認も正確になったのでカード利用の利便性が向上しています。

 

ただし、当然ながらこの暗証番号の確認は、ICカードを読み取る側の店舗もそれに対応したカードリーダーを使用していなければ実行できません。

 

そのため、ICカードに対応できていない店舗では、従来通りのサインでの本人確認が行われることになります。

 

加盟店(店舗側)の対応はどうなっているのか

上に書きましたように、日本では2020年までにすべてのクレジットカードがICカード化される予定になっています。
しかしそれだけでは、ICカードの恩恵を享受することはできません。

 

暗証番号での本人確認だけではなく、その他のICカードの高度なセキュリティや様々なサービスを利用するためには、店舗側もICカードリーダーと呼ばれるICカードに対応したカードリーダーを導入しなければならないのです。

 

これには当然相応のコストがかかりますので、100%すべての店舗でICチップ付クレジットカードを利用できるようになるのは、すぐにとはいかないかもしれません。

 

しかし、海外は日本以上にクレジットカードの使用率が高いため、東京オリンピックや昨今の旅行者急増によるインバウンド需要を契機に、多くの店舗で対応を進めることが予測されます。

 

セキュリティリスク低減のため、写真入りのカードも

すでに書いていますように、ICチップ付クレジットカードも、盗難によるリスクを回避することは難しいです。

 

もちろん暗証番号によるリスク回避は行われていますが、たった4桁の数字ですので、そのセキュリティ強度はそれほど高いものではありません。

 

そのため、暗証番号以外の本人確認の手段を講じて、このリスクをより下げようという試みもされています。
それを実現したのが顔写真の入ったICチップ付クレジットカードです。

 

免許証のように本人の顔写真が入っているため、本人確認が一目ででき、安全性が飛躍的にあがって、不正利用のリスクが低減されるわけです。

 

他にキャッシュカードでは指紋認証に対応しているものもあるようですが、これはあくまでも読取装置側に搭載されているだけで、カードそれ自体にその機能はありません。

 

ただ、まだ正式にリリースはされていないようですが、クレジットカード自体に指紋認証機能をつけたものも、リリース予定という情報もあります。

 

これが本当であれば、店舗側が読取装置を変更する必要はありませんので、一般の店舗でも指紋認証による本人確認ができるようになることが期待できます。

 

金融姉妹の一言まとめ♪

金融姉妹

 

妹:ICチップ付きクレジットカードで即日対応のものはあります!

 

姉:即日では対応してなくても、後から変更してくれるカード会社もありますので総合的に検討してみてください!